定年(前)退職の右往左往

会社の退職前後から、起こったこと、思いなどを綴っていきます。

【年金事務所】60才前後で年金を増やす方法

 先般は年金の概要を「年金事務所」に伺い、質問して漸く理解したことを述べました。

 老後、豊かに暮らしていくためにその資金を準備していく為には30才、40才から早め早めに、様々な準備をしていくことを今更ながら理解することになるのですが。

 それでも60才前後で僅かですが、年金を増やす方法も教えて頂きましたので、以下

纏めてみます。

①サラリーマンの加入している「厚生年金」部分は現役で就業している期間とその時期の月額報酬で決まってしまうので、実態以上に増やしようがありません。ただ、70才迄は就業して納付出来ますので、出来るだけ長く働くことが、以後の年金受給額を増やすことになります。

国民年金は、20才から60才迄の40年間(480ヶ月分)を納付することがルールです。

 その期間内で、所得免除・学生納付特例・納付猶予・失業者の特例免除、他で納めていなかった時期がある場合。・・・私は(以前はそれほど厳密でなかったのですが)大学生の時は納めていませんでした。浪人したので、納付開始は23才の就職時から。

すると約3年間、未納(免除)の時期があったのです。これを事後60才を超えてから収めることが可能であることが判りました。(65才到達迄ですので、63才で知った私は約2年間分だけ納めることが可能。月払い、半年払い、年払い・・・が選択できます。)

納入した分は65才からの支給年金額に反映されます。

③更に、「付加年金」という制度も教えて貰いました。即ち、国民年金の本体保険料に

1ヶ月当たり400円を追加して納めると、65才からの年金の支給が始まると、1ヶ月200円の「付加年金」が上乗せして支給されます。(1年加入で2,400円)コーヒー代程度ですが、2年間受給すれば保険料は回収できますので、お得かと思いました。

 

 結局、2年間分の国年年金分を付加年金分と合わせて半年払いで納付することとしました。目立って年金が増える手段ではありませんが、ギリギリでも手法があることが判りました。