定年(前)退職の右往左往

会社の退職前後から、起こったこと、思いなどを綴っていきます。

【年金事務所】私の年金事情

 私は、63才。現在、厚生年金分(正確には老齢厚生年金の報酬比例分)を頂いています。・・・現在は過渡期で、1961年4月1日生まれ(男性)の方までは65才未満で頂けます。それ以降の方々は、65才到達より・・・

 

・在職中に「ねんきん定期便」が送付されてきました。納めた期間の確認と老後の大体の年金額を確認するだけでした。

・62才の誕生日の3ヶ月前(私の場合)に「年金請求書」が送付されてきて、初めて真面目に考えるようになりました。これは、表題通り年金を請求するための書類で、記載し「年金事務所」に提出します。添付資料として住民票や戸籍謄本、他が必要で、また振込先の銀行(郵便局)の通帳も持参となっていますので、事前の準備がそれなりに必要となります。・・・提出しなければ、頂けないルールです。何事も申請制です。

・書類が届いて、質問もかねて、「年金事務所」を訪問しました。ホームページで最寄りの事務所を確認して、電話で予約を取りました。(結構混んでいますので、1週間程先になりますが、予約を取ってからの訪問をお勧めします。)

・「年金事務所」では丁寧にご対応頂けました。何が判らないかを事前に纏めておいた方が良いでしょう。

・私の質問。結局、何時から、どの程度頂けるのか?

 ⇒62才の時点では、そこそこ給与がありましたので、頂けるのは退職してから。

  63才で退職であれば、それから。65才迄は老齢厚生年金の報酬比例分。

  65才から合わせて国民年金部分(老齢基礎年金)と加給年金(年下の扶養の妻が65才になるまでは39万円、以降は7万円強)頂ける、との事。

 加給年金部分は「ねんきん定期便」に載っておりませんでしたので、恥かしながら初めて知りました。若い連れ合いの方であれば、39万円の期間が長くなることになります。また、晩婚の方で、18才未満のお子さんが扶養でいらっしゃれば、更に増えるようです。

・再就職するとどうなるのか?

 ⇒65才迄、月額報酬28万円を超えると年金が算式により減る。同様に、65才以降は48万円を超えるとの事でした。

 

 年金事務所のデスクにパソコン端末があり、いろいろな条件でシミュレーションをして頂き、アウトプットを頂きました。・・・個人でもアクセスキーを頂き、自分でも出来る環境なのですが、良く判らずに、事務所に2度程質問に伺ってから、「年金請求書」を提出しました。

 

 書店で、ハウツー本、ムック本等を立読みし、勉強しました。

 唯一購入した本は、「年金のしくみと手続きがすっきりわかる本」多田智子著

ソーテック社です。判りやすく、辞書代わりとしても使えます。

 どうしたら、年金を増やせるか?については後日、記載したいと思います。

 

老人本(定年退職後の過ごし方についての書籍)についての体験

 人生100年と言われるようになったから(言い始めたのはお役所?)か、平均寿命が伸びているからか、老人本(勝手にカテゴライズしていますが)の上梓が目につきます。また、それらが結構売れているようなので、出版界でも話題のトピックスになっているのでは、と想像しています。

 定年退職前後の手続きや年金、定年退職後の過ごし方、切り口はいろいろですが、書店には将に百花繚乱。

・先ずは居所の確保が大事。地域のコミュニティーに入るべし。

・いやいや、孤独になるから耐えねばならぬ。或いは、孤独を愉しむべし。

・再就職は難しいので、出来る限り今の会社にしがみついた方が良い。それでは、昔か

 らの柵・人間関係に囚われて、楽しい老後が過ごせないので、起業すべし。

 大作家さん、漫画家さん、アナウンサーさん等、多くの方が著作されています。

 当方は初めての世界。全く皆目見当もつかず、そういったマニュアル本、お助け本に

おすがりしました。20冊ほどは購入し、拝読したでしょうか。

 読後は?虚しさが残りました。結局、自分で体験し、楽しんでいかねばならないのではと。殆どの書籍は、BOOK OFFへ。

 穿った見方をすれば、老人本を購入することで一番メリットのある方は印税の入る著者の方なんですよね。その方々の老後に貢献しているようなものです。一度売れた本がでたならば、柳の下のドジョウを狙う著作が次々と。いたいけな老人初心者は弄ばれているようで寂しい気持ちになります。

 そうは言っても一冊だけ手許に残しています。出口治明著「還暦からの底力」。歴史を学ぶこと、人に会うこと(会うべき人がいること)、旅に出ることは、今の自分にとって大事だと納得しています。(著者は博識で、教養や歴史書について書かれた書籍は苦手なのですが)

 穏やかで楽しい老後生活を営むことはまだ「夢」ですが、そこに向かっての右往左往を引き続き描いて参ります。

2020年11月26日、ブログを始めてみます

本日より、ブログを始めてみます。当分?ズット?試行錯誤です。

6月末に65歳を待たずして63歳で、会社を退職しました。

何とかなるかな~、と思い決断しましたが、いやはやいろいろな事を経験しました。

先ずは、1か月前から突然、60才台で50肩になってしまいました。正確には「肩関節周囲炎」、との事。ピリッと痛みが走り、結構キツイです。

退職前後から今後の出来事や思いを、これから徒然と残していきたいと思います。

2020.11.26